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世界最大のスポーツの祭典でもある北京オリンピックの開幕もカウントダウン体制。
各種報道にも熱が入り増々、盛り上がりをみせています。
そんな中、最終の聖火リレーが中国本土でスタートしたニュースを報道番組でみたのですが、
華やかな表舞台の光の面と、裏で巻き起こる陰の面についての報道内容が個人的には興味深い内容でした。
8万7000人以上の死者、行方不明者をもたらした5月の大地震が直撃した四川省で最初のリレーとなり、震災救援に尽力し『英雄』らが聖火を掲げ、復興への固い決意を示した。
今年が中国にとって五輪開催と改革・開放30周年という節目の年であることから内外に印象付ける思惑もも含め、さらに、8日開幕の北京五輪に向けて国民の愛国心を高める政治的狙いがある。
広安市は、改革・開放の総設計士と呼ばれる故・トウ小平氏の故郷で、リレー出発地点としてその生家が選ばれた。
トウ氏は中国への五輪招致を最も早く明確に提唱した指導者です。
同市そのものは被災地ではないが、第一走者は、北川県で2歳の娘や母親ら親族10人を亡くしながら、警察官として救援活動の最前線に立ち続けた彭州市公安局の蒋敏さん(28)が務めた。
蒋さんは『中国最強の女性』と取り上げられ『一級英雄模範』です。
聖火リレーは市内の7.3キロを189人でつなぎ『中国頑張れ、五輪頑張れ』と叫ぶ市民の熱狂的な声援が続いた。
沿道では数千人の警官が警備する厳重態勢が敷かれた。
リレーは4日午前には楽山市で行われ、同日午後は被災地の綿陽市と広漢市で聖火イベントが開催される。
5日午前の成都でのリレーを経て、聖火は6〜8日に最終地点の北京で引き継がれ、クライマックスを迎えます。
ただ、地震により被害の多い地域は聖火リレーのコースから外され、丸太にビニールシートを括り付けて雨つゆを凌ぐだけの状況で、
今も手付かずのまま何の援助もされない人々が多く生活を虐げられています。
その人々の声は、華やかな表舞台のまさに陰となり、より濃い色へと変化を遂げたのち次第に闇へと変わります。
世界祭典が国家繁栄のドル箱産業として鎮座している事も、
また、まぎれない事実であり、真実として受け入れる事を先進国の人々は理解するべきである


