HONDA JAZZ

80年代から90年代中頃にかけて、ホンダは 「 コンチェルト 」 や 「 プレリュード 」
「 バラード 」 「 タクト 」 「 フュージョン 」
といった音楽用語を車名に好んで使うといった傾向がありました。
また、同じ車名をオートバイと自動車に使ったり 、
忘れかけた頃に復活させたりしています。

その中でも、一番の音楽用語車名でビッグ・ネームは
「 JAZZ ( ジャズ ) 」 ではないでしょうか?
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「 JAZZ 」 は1986年にスーパー・カブ系の50cc4サイクル・エンジンを使用した
国内初の本格派原付アメリカンとし発売され、爆発的人気を得ました。
その影でひっそりと発売されていた 「 JAZZ 」 もあるんです。
それが、こちら。
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非常に見づらいのですが、
Bピラー・サイドに貼ったデカールにJAZZと書かれているのが見えますか?
後部ナンバー・プレートの上にもHマークのエンブレムが輝いています。
このクルマ、もとはいすゞの 「 ミュー 」 なんですよ。
こちらはいすゞからOEMされた車両を 「 JAZZ 」 として販売していたのです。
当時はおもしろがってカタログまで持っていたのに紛失しました。残念。


また、同様にオートバイからクルマに音楽用語車名が使われた例では、
「 BEAT ( ビート ) 」 があります。

こちらはクルマの 「 BEAT 」 。
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ミッド・シップでリア・ドライブにオープン・ボディ。
イメージ・カラーは 「 カーニバル・イエロー ( いい名前 ) 」 。
生産中止になった今でも、人気のあるクルマです。

こちらが、50ccの 「 BEAT 」 。
1983年デビュー、1986年末に生産終了とわずか3年間の生産でしたが、
未だ昭和オートバイ好きの間では語りぐさになっているマシンです。
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7.2馬力をたたき出すパワフルな水冷50cc2サイクル・エンジンに、
チャンバー・タイプのマフラーやタコ・メーター等の4連メーターを装備。

2灯式ハロゲン・ヘッド・ランプや、
当時としてはオーバー・スペックとも言える高価なテレスコピック・サスペンションを装備。

現在では標準となっている、メンテナンス・フリーバッテリーも初装備しました。

一番の注目は 「 V-TACS 」 という排気系の機能。
メインのエキゾースト・チャンバーと低回転域に適したサブ・チャンバーで構成し、
V-TACSのペダルを踏むとワイヤーを通じて、エンジン内部のバルブが
サブ・チャンバーを閉じる仕組みとなっている。

サブ・チャンバーは、高回転域では吸気充填効率が落ちて出力が頭打ちとなるが、
V-TACSの操作で排気系がメインのみに切り替わるため、
高回転時でも高出力を得ることができる。
V-TACSの切り替えは5,500rpmが目安である。
実際の乗車では、エンジンが高回転に達してペダルを踏むと、
さらにアクセルを回したような力強さを体感できる。

簡単に言えばロー・テクな 「 V-TEC 」 のおじいちゃんみたいなもんです。


近未来的なエクステリアのデザインもさることながら、
当時のハイ・テクをふんだんに詰め込んだスーパー原チャリ 「 BEAT 」 。

クルマの 「 BEAT 」 もエポック・メイキングの塊みたいな車種でした。
次にホンダが 「 BEAT 」 と名付けるマシンは
どんなエポック・メイキングが隠されているんでしょうね?