
ゴールデン・ウィーク明けの第一週目の土・日 ( 今年は10日・11日 ) は、
毎年恒例になっています、 「 ツール・ド・シリーズ 」 と銘打った、
オートバイ・ツーリングに、九州やまなみハイウェイ〜阿蘇、熊本方面へ行っています。
いつもなら、ツーリング・マシンのビラーゴ400に乗って行くのですが、
車検が間に合わず、長距離林道用のマシン。SUZUKI仕様のKLX250SRで行く事になりました。
KLXは林道用として普段はモトクロス・タイヤを装着しているので、
後輩の那須君に手伝ってもらい、KLXのタイヤ交換をしました。



横から見るとよくわかると思いますが、
モトクロス・タイヤはブロックが高いため、タイヤの径もほんの少し大きくなります。
また、モトクロス・タイヤは土の路面用なので、ブロックとブロックの間が空いていて、
その一つ一つのブロックが地面をかくようになっています。
そのため、一般的なアスファルトなどのフラットな路面では、
接地面がブロックの上の部分だけしかありません。
また、タイヤのゴム質 ( コンパウンドといいます ) が柔らかめなので、
堅いアスファルト等の路面では消耗がとても早く、滑りやすいです。
また、アスファルト走行時のロード・ノイズがとてもやかましいです。
一方、オン・ロード用のブロック・タイヤはモトクロス・タイヤと一見同じように見えても、
接地面積が多く。フラットな路面に対し、よりグリップするように作られています。
いわゆる、見た目だけのブロック・パターン・タイヤなのです。
実際、オン・ロード用のブロック・パターン・タイヤで、ダートを走行すると、
ラフにアクセルを開けただけでも滑って転んでしまうことがあります。
そんな、見た目だけのブロック・パターン・タイヤにもメリットはあります。
まず、長持ちする事。 ( モトクロス・タイヤに比べて ) 音が静かな事。
パターンの良さに起因しているんでしょうけど、雨の日のグリップが抜群に良い事。
オフ・ロード車に乗っているんだなぁという気分にさせてくれる事。
( 気分はとても大切です。 )
タイヤ交換ついでに、ブレーキのパッド交換とメンテナンス。

まず、キャリパー・ピストンの汚れを
ブレーキ・クリーナー等のケミカルとピストン・ツールを使ってクリーニング。
キャリパー・ピストンが指で簡単に押し戻す事ができるようになるまで何度も
ブレーキ用シリコン・グリスでグリスアップとクリーニングの繰り返し。
ブレーキ・ピンが段付き摩耗していたので、サンド・ペーパーで磨き、ここもグリスアップ。
ブレーキ・パッド・スライダーもグリス・アップ。
ブレーキの鳴きを防止するためにも、パッドの角落としと、裏へのグリス塗布も行います。
ブレーキ周りの部品は走行時にとても熱を持つので、ブレーキ周りに熱に弱いグリスを使うと、
熱で溶け出してしまい。もしも流れたグリスが
ディスクやパッドに付着したら大変な事になります。
ここまで丁寧にメンテナンスしたのは久しぶりです。
これで、しばらくはブレーキのトラブルは未然に防げたかな?。
サービス・マニュアルとトルク・レンチは必需品です。

完成。新品のブレーキ・パッドが美しいっ!

タイヤ交換というよりも、ホイールごと交換ってカンジの作業になりましたが、
こんなふうにオン用オフ用ともにホイールにオンしておいたタイヤを用意しておけば、
普段は通勤に、週末は林道へ。といったカンジに使い分けられますので、とても便利です。
( その都度、タイヤを自分で交換するのが一番安上がりですが、面倒ですもんね。 )
じつは、カワサキの倒立フロント・フォークのKLXやKDX ( ときにKXも ) は、
チェーンのサイズが違ったり、ブレーキ・ディスクの径が違ったりはありますが、
ほとんどの場合でホイール・ハブが共通だったりするので、
中古パーツを探す時に、同じ車種のものでなくて良いメリットがあります。
( 不人気車や不人気排気量のものなら安く買えます。 )
ここでは、詳しくは述べませんが、カワサキはweb上でパーツ・リストが閲覧出来るので、
にらめっこして、探してみて下さい。
次は17インチのモタード仕様のホイールが欲しいなあ、、、。

ただでさえ振動の多いシングル・エンジンでダート走行を繰り返したり、
転倒したりを繰り返しているうちに、
アルミ製のナンバー・プレートは振動で、
「 スポロ・ガム 」 ( 知ってる? ) のように数字のところから割れちゃいます。
那須君のマシンのナンバー・プレートが振動で割れ始めたので、
( 陸運局で新しいナンバー・プレートをもらってきても、どうせ割れてしまうので。 )
アルミ板とハンド・リベッターを使ってフランケン・シュタイン加工しました。
週末の熊本が晴れますように!!