INDEX blog

■ This is Stripe

ワークウェアーのストライプ柄は主に2種に分類され、代表的なHickory(ヒッコリーストライプ)とWabash(ウォバッシュストライプ)があります。
ヒッコリーストライプはインディゴ染めされた藍色の糸と白い糸で編まれた生地となり、ウォバッシュはインディゴ染めされた糸のみで編まれた生地にドット状のプリントまたは抜染されたストライプ柄のモノの事をそれぞれ指します。STIFF.ST.03STIFF.ST.02.JPGそもそもこのヒッコリーストライプはワークウェアに付着する汚れを目立たなくする為に考案された生地という説と、鉄道作業員が線路上の危険な作業をする際に姿が目立つ為にした柄という説が存在します。

STIFF.ST.01.JPGウォバッシュストライプは1910年~1920年代初期頃に生産された生地でライトオンスで、アメリカのインディアナ州を流れるウォバッシュ川の、川の流れをイメージして作られたといわれて生産期間も長く大量生産されたヒッコリーストライプと違い生産期間が短い事から古着市場では最も出にくいアイテムの1つとして貴重な存在です。

そんな2大ストライプ柄をベースにアレンジして製作されたSTIFFのアイテム。
ヒッコリーストライプ柄のカバーオールとウォバッシュストライプ柄のベスト。STIFF.ST.03.JPGカバーオールには、製品染め(後染)にて白糸をあえてチャコールカラーに染め織糸のインディゴとコントラストをもたせ、愛用する事でチャコールカラー糸の色抜けが始まり次第に押し出しのある立体的な柄として変化していきます。

ベストには抜染されたドットストライプ柄を使用し、まだミシンの性能が良く無かった時代に生産された多くのアイテムに見られるレザーあて補強を施しています。
縫い目が多く重なる箇所や負担のが掛かりやすい部位をレザーで覆い被せる事でステッチ切れを防ぐ為に考案されました。
*当時は縫製に使用する糸はコットンだった為、特に摩擦による擦り切れが多かった。現在ではポリ混の糸が主流となり伸び、弾力感があり水、摩擦にも強いのが特徴。

こんなバックボーンを持ったアメリカンクラシックなアイテムは実に奥が深い為、着る以外の楽しみもあったりします。